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10years

DIARY2021.3. 4

3月 春ですね。
今日が卒業式というお宅も多いのでしょうか。
数少ない友人と 最近 会う機会があり 、子供たちがそれぞれこの春 高校卒業、就職 という話になった。
順調に 年相応なお年ごろに結婚し、順調に出産すれば 子供たちはそれぞれ そんな年齢である。
一方、もろもろ順調に事が運ばず 、晩婚の上 高齢出産という スローなスタートを切った じぶんの娘は この春やっと10歳になった。東日本大震災 3.11 からもう10年。翌日の早朝 栄村で震度6強の地震があった時、じぶんは旦那さんの実家で娘の授乳中だったのだが、その時 お義父さんが まっさきにかけつけてくれて 『大丈夫か!!!!』とすごい剣幕で襖をあけて ひゃー おっぱいが、、などと 恥ずかしがっている暇もなかったことを思い出す。

10年、あっという間だった。

生まれて初めて子供を産み 生まれて初めて母親となり、なにもかもが未知との遭遇。おっぱい飲まない、うんちがでない、おしっこがでない、げっぷがでない、泣きやまない、3時間おきに授乳、寝れない、あれ、髪の毛生えてこない、離乳食食べない、変なブツブツできた、高熱でた、公園で他の子どもと遊ばない、人見知り、幼稚園入るのにおむつがとれない、夜寝る前に おでこぶつけてかまいたち→緊急病院に駆け込む、トイレトレーニング、水が怖いからスイミング行かない、幼稚園行きたくない、すぐ泣く、体操やりたくない、ご飯食べるの遅い、、、、いろいろ もう 忘れてしまった。いろいろあったが 無事今日まで育ってくれた。
他の子と比べて いろいろ悩んだりした、
できないことばかり目について 怒ってばかりいた、
不安から口出し手出しの子育てをしてしまった、おおらかに見守って大丈夫って言ってやれなかった。
もっと かわいい かわいいって、それだけでよかったのかもな。
お腹にいるときは 無事にうまれてくれればそれでいいと思ってたのに。
まあでも それが親なんだろう。
その時その時の精一杯で、その時の自分にできることしかできない。

10年経って いろいろ後悔はあるが、今頃 気が付いた。
立派な母親になんてならなくていいんだ。そもそもご立派な人間でも人格でもない、足りないところだらけの煩悩は108つ以上ある 未熟な凡人だもの。不完全でもいい、子供と一緒に泣いたり笑ったりして母ちゃんとして人間として 成長していけばいい。
面白い大人のサンプルでいれば それで いいんじゃなかろうか。

子供が子供でいるのは 『つ』 がつくまでだ、と聞いたことがある。ひとつ、ふたつ~ここのつ、とう。10歳、もう つがつかない。もう あなたは子供じゃないのね。

卒業式、小さいころの顔、声をもう思い出せないくらい 大きく成長した子供たちの背中をみて、今までの子育てを あっという間に過ぎた日々のことを想ったお母さん方もきっと多いことでしょう。

はい 話急に変わります。
そうそう それで 変態 何かの拍子に こんな素敵なもの見つけましたの。
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ジュエリーブランド アガット の Drawing Charm。子供の書いた絵や文字をアクセサリーにできちゃうんです!紙に描いた絵や文字を転写してプレートにするそうです。世界にひとつしかないジュエリー。素敵じゃないですか~??
10周年を記念してかあちゃんオーダーしちゃおうかな~♪
物欲はまだまだ消えない、発展途上の凡人のままである。

では最後にこの方が立派なこといいます。
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あのね、立派な人にならなくていいの、どうか 感じの良い人になってください。

娘よ、生まれてくれてありがとう。これからもよろしく。

Go fly! my angels!!
(キムタクのぱくり、てへ)