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折れそうで折れない

現場にて進行中プロジェクト2019.9.27

無我夢中の夏が終わり、気がつけば9月も終わりそうで焦る。日々 泣いたり騒いだり悩んだり慌てたり走ったりして たぶん頭から湯気出てたと思う、地球の温暖化を少しばかり早めてしまったのではないだろうか と思うくらいオーバーヒートした。

それぐらい 忙しくお仕事をさせていただけるのは 贅沢な悩みだ。これが ぱたっと 暇になったりするんですもの、きゃー住宅業界  こわーい。

やったことのない事例にチャレンジすることが凝縮したもんだから 、まず ご要望に沿う商品を探すことから どうやって現場に納めるのかを図面に描いて、現場の職人さんにわかるように伝えなければならない。なにしろ 時間が足りず もたもたしているうちに 現場はあっという間に進んでいたりして あ、あれ??ここ こんな風にして納めてもらいたいんだけど、なんだかこれ 天井貼られてんな、もしかして 無理か。。。
現場監督におそるおそる相談する→一度作っちゃったもんを壊すっていうのは誰しも嫌がりますよ(重低音)、どうするんですか。。。
そんなことを繰り返していたら 現場に顔を出すと 
〝もう 変更できないっすよ〟と 挨拶代わりに言われるようになり まじめにへこんだ。心が折れる、という表現はこういうことをいうのか という 出来事もたくさんあったが、 最終的にはお引渡し時に お施主様の〝 T-PLANさんにお願いしてよかった!大満足です!!〟 という一言と笑顔で 今までの滝に打たれっぱなしの修行の日々は たちまちよきおもひでに変身、である。 
折れそうで簡単に折れない心よ、万歳!!

そして 現在は リフォーム工事もやらせていただいておりますの。
やったことないやつ、満載。
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現場に 密輸品 のような いでたちで 届いた。(くれぐれも 密輸品ではありません、正規品、です)
場にこの商品が届くまでには 図面の提出、周辺に使う材料などのチェックなどのやり取りが続き、やっとこさ 承認をいただくことができました。(協力業者さんからは けっこう 図面の訂正とか細かく指示があるらしいので 図面の提出早くしてください!!と散々言われておったのに、のんきに構えておったら やはり後半バタバタでした。反省。)
船に積み忘れた!(実際にあった) ということもなく 海賊に襲われることもなく 届いてまずほっとする。

そして 納まるかどうか、、、
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お、納まった! いや~ これは本当にうれしかったです。
令和始まってから 一番うれしかったこと 第一位 かもしれません。

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そして こちらも 在庫がなく次回入荷12月 と言われ 代替え品でご提案させていただいたが やはりこの ありそうでない 20センチ×30センチというサイズと色があきらめきれず ダメ元で確認すると ななななんと個数があり 間にあった タイル フロム イタリア。箱ごとに 色や模様が異なるので 全部開けて並べ  大いに悩む。現場監督に こりゃー 一日 現場につきっきりだな、と脅される。

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このお宅の新築工事の時も携わった ベテラン職人さんから 〝現場はいいだろ?ずっと椅子に座ってるより 現場見に来なきゃだめだ~〟という話から 目地幅はこのくらいなきゃ どうにもなんないとか タイル貼り工事のあんなことこんなことを 結局1日 立ち会って聞く。

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そして 正面が セクシーに完成!

お施主様に メールでセクシーに仕上がりました。(小泉進次郎氏 風に)とお送りすると 感動しました!(小泉純一郎氏風に)と お返事がきました。

このお宅は住みながらのリフォーム、ボスがT-PLANを立ちあげる前に 設計に携わったお宅で、今は天国で見守るご両親の想いを 息子さんご夫婦が引き継ぐカタチである。既存のお部屋、 雰囲気を大切に残しながらも、まったく違うコンセプトのお部屋を作ろう!という試みもあり、こちらの提案に ほんとにいいんですか?というくらい はい いいですね、と あっさりご快諾いただき 工事が始まった。もちろんそれは お施主様とボス そして 施工に携わった現場監督や業者さんとの信頼関係があってこそ成り立った話だが。

予定よりも工期が遅れ ご迷惑をお掛けしておりますが 最終的に 大声で 〝お願いしてよかった!〟と絶叫していただけるように 現場一同 最後まで頑張ります。

やっぱり 現場はいいなー。