3日続けて変態に出会う の巻 ①素材バージョン
インテリア雑貨現場にてＤＩＡＲＹ2019.2. 7
青空が見えると なんだかほっとしますね。立春をすぎると やや寒さがゆるむ感じがして、気持ちもゆるむな～。みなさんは 節分に豆まきましたか？東北東 の位置がいまいち不明瞭だったので 5歳児がぐーぐるに尋ねる。娘 『オッケーぐーるぐる とうほくほうの位置をおしえて』
G 『。。。。。 。。。。。 東北地方はこちらです。』
とうほくとう がうまくいえない娘と うまく聞き取れないぐーるぐる、ではなくぐーぐる（たぶんぐーるぐるとか言われて気分を害したか。。） まったく かみ合わない双方。結局 位置情報が分かるアプリをダウンロードしろ とかで 家族でなんとなく東北東の方向をむいて恵方巻きを黙々と食べてみた。
現在着工中のK様邸 製作をお願いしていた階段の側板ができました、色を、ご指示ください、と アイアンマン 失礼 鉄細工職人 Iさんからのご依頼を受け 出来上がった現物を見たいなー、と 工房を訪問。若穂の丘の上にある工房からは北信五岳がずらっと丸見え お隣にはサルスベリがずらっと植えてある。ナイスロケーションである。
側板と感動の初対面。
塗装前の素地。うわ！うわうわ！この質感、光沢の感じ、色のムラのかんじ。たまらん。鼻血でそうなやつだ。
いつもは黒色に塗装して仕上げていただくが、この素材の味わいやなんともいえない鉄の表情が消えてしまう。そして 今回のK様邸にはこの少々メタリックな感じがよいのではないか。溶接の後や運搬時についてしまったワイヤー傷は消えなかったりするが、磨いて クリア塗装で仕上げていただくことにする どんな感じになるのかなー。
そして 現場に取り付けていただく。
いと かっこよし。数秒 失神。
鉄も自然素材であるので、素材そのものが生み出すなんともいえない表情がある。冷たいけどぬくもりがある、不思議な素材だな～。Iさんの工房を訪れて 現在制作中の作品やできあがって取付を待つ作品を見させていただき また 鉄のよさを再発見させていただいた。そして 道具使わないで 愛情で溶かして作ってるんじゃないだろうか、ひょっとしたら 一緒に寝てその ぬくもりで曲げ加工してるのかも、、、 ぐらいに 鉄に対する思いが熱いIさんであった。
『鉄は宇宙です！すいこまれる～』
好きと変態は紙一重なんだ。。。もちろん 褒め言葉です！
（そしてもちろん 真面目な職人さんです）
