2020 本年もありがとうございました
DIARYT-PLAN Works 設計デザイン例2020.12.28
2020年も暮れようとしております全世界ですべての人間が現在の状況 これからの時代を想った一年
でした。
戦後生まれの私たちにとっては初めての経験だったように思います。
そんな一年でしたが 沢山のお仕事 お声がけを頂き感謝に堪えません
どうぞ来年もよろしくお願いいたします
現在 長野の家様で掲載されております 長野市のY邸のお話で今年の
ブログはおしまいにさせていただきます。
といっても極たまにしかアップできなくて申し訳ありません。
Y邸ですが最初は二世帯住宅のご依頼でした。
姉妹のようなお母様と奥さん 絵にかいたような好青年の旦那様
楽しく打ち合わせを続け、最終図面に差し掛かったころ
「祢津さん!すみません二世帯住宅に建て替えが出来なくなりました↓」
「げっ!どないしはった?」
理由をお聞きすると むべかるかな
申し訳なさそうに肩を落とすY様でしたが
またのご縁を期待して一旦計画は頓挫いたしました
その後 数ヶ月経ってY様から連絡があります
「やっぱり祢津さん家建てて下さい!でも、今度は夫婦だけの家で」
「あ。ありがとうございます!それで建設地は?」
「土地はこれから探します!小さい家で良いんです」
「わ。わかりました 予算はどうします?」
「予算は前回と同じです。なんとかなりませんか!」
探している土地方面は街中でしたし、予算も今回は土地も含めないと
いけませんから、かなりハードルが上がりました
Y様が探してきた土地は駐車場に使われていた30坪の土地でした。
街中で通行量も多いので建て方のクレーンの件や仮設足場の件など
現場監督の長崎と打ち合わせしながらプランを建てました
勿論、車は最低二台駐車できないといけません。
車が駐車しやすい様に歩道の縁石の撤去の申請から計画がスタート
となりました。
その後の設計 お打ち合わせについてはまたまた話が長くなって
しまいますので次の機会にさせて頂きますが
玄関を入った正面に小さい中庭を設けました。
街中では目隠し等を講じないとちょっと落ち着いて暮らせません。
植栽も後からでは出来ませんので工事中に行いました
「2階はLDKです。正面のグレーの壁は木毛セメント版の一発仕上げです
一度使いたかったので飯山市にある なちゅらという文化ホールを
スタッフと見学に行ってきました
ついでに本多でうなぎを奢る羽目に 汗」
施主様の幸せな暮らしがしたい。そんな生活ができる家が欲しい
という諦めない心が、今回の建築で実った様に思いました・
それに応えられる仕事をこれからも続けていきたいと思っています。
まだまだコロナ禍の中での家づくりが続きそうですが
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます
祢津