reorganizinng as creating 創造と再編成
ART 建築雑記2018.9. 2
再編成することが即ち創造するということである。お~!遂にうんちくを語りだしたか!俺!
いえ 違います
この言葉は建築家の吉村順三氏の言葉であります
「やはり昔のものの中からいいものを一杯集めて
よく勉強して そういうものを再編成することが
即ち創造だと思う」
不勉強をよしとしているわけではないのですが
先日森美術館で行われている
へ行ってまいりました。
しかし、こういった建築展などに出かけると 一般の方々が大勢いらっしゃっていて
熱心に見学されているのを見ることが多いです。
特に今回は仕手仕口などの木造の構造展示が充実しており
それらを興味深くご覧になっていらっしゃる多分建築を生業に
していない方々を見ると
わが身の不勉強を反省することとなります。
でも、みなさんひょっとして大工さん?
今やネット時代ですので何でも検索して理解したり判断することも
有りますが、こうしてご自分の目で確かめられるのも大事ですね。
お話を戻します。
冒頭の言葉を吉村先生がいつ頃言われたのかは分かりませんが
だいぶ昔のことでしょう。
にも拘らず クリエイションとは過去のいいものを勉強して 理解して
再編成することにあると仰る。
大先生ならこれからの時代に合ったものをわしが作り出して見せる!
とか仰ってもいいのではとも思いますが。
流石ですねえ。
勇気が湧いてきます。
最近いろいろな方から
「TPLANさんができたころの十数年前はTPLANみたいなデザインの
家はなかったけれど 今ではどこも同じようなデザインになっている
もっと新しいタイプのデザインの家を作って見てはいかがですか~」
みたいなことを言われます。
そんな大それた事を言われましても(^^;;
そもそも原始の時代から住居はある訳ですから
昔からのいいモノを目の前のお客さまの条件
(建築予算だったりご家族構成だったり、建物に対する趣向だったり)
に合わせてご提案することが私達の仕事だと思っています。
和風住宅にモダンなテイストを加えたり
北欧風の住宅には住む方が楽しく過ごせるように彩りを与えたり
最近流行りのブルックリンスタイルも古材やタイルを施すだけではなく
永くお住まいいただける雰囲気のある住宅を施工させて戴きます。
あ!出来るだけ安価ならなお良いですね。
頑張ります!
どうぞお気軽にお声掛け下さいませ
(祢津)