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T-PLAN代表ブログ

beetleよ 永遠に

CAR 自動車の事諸々2018.2. 1

再開ブログ 一発目は当たり障りのない車ネタです。
00003130_s.jpg 
この前 VW関係の方から ニュービートル生産中止
の情報がありました。

往年の名車はそのメーカーの文化遺産とも呼べる
ニューミニ    (イギリス 実はBMW)
フィアット500 (イタリア)
ニュービートル  (ドイツ)
その文化遺産をリノベーションして生産しているのが
主に上記3機種でございます。

ニューミニは相変わらずの人気ぶりですね。
ガタはでかいんだけどどう見てもミニに見えます。
FR至上主義を掲げたBMWが今更参入できないFF市場に
コッソリ放ったパイロットモデルとしても大成功です、

フィアット500は当社クライアントのディーラーk氏曰く
チンクはずーっと売れ続けています。とのこと
う〜んそれにひきかえアルファロメオは!
名前ばっか引っ張り出しやがって!この話は後日

さて
生産中止となるbeetleです
IMG_0714.jpg
(カフェに飾ってある車仲間のTさんから頂いたオーバルの写真です。)

可愛らしい外観と確かにbeetleに見えるニュービートルでしたが
弊社のコーディネイター育休中Hも白いニュービートルを気に入って乗っています。

しかし、
車ばかの私は発売当初から腑に落ちない思いがあったのです。
まず、beetleといえばポルシェ博士設計の大衆車であり、
現在のポルシェ社の礎となる名車でございます。
長野の外車文化史にも欠かせないお車です。

水平対向4気筒エンジン
リアエンジン リアドライブ
これを血統と言わずして何と呼べば良いのでしょう

しかし実際のところニュービートルはゴルフにbeetleみたいな
ボディーをおっ被せただけの代物。

確かにクラシックビートルもボディにロールスのグリル載せたり
バギーになったりしてましたけれど。これはご愛嬌
 
でもこれだけの名車の名前を冠するのにVWは何も思わなかったのでしょうか。
ゴルフの化粧直しを(勿論車自体は良いですよ ゴルフなんだから!)
 
とてもあの偉大な車人間集団の仕業とは思えませんでした。
車のことなんか分からないインチキコンサルかなんかに言われたのでしょうか。
御社の実績を考えますと〜ちゃっちゃとビートルに見える車を
低コストで合理的にですね〜発売するのが今時ではないかと〜
なんてね

まあ、どこにでもある話かもしれませんけど

でも今やブガッティまで傘下に収める大VWの矜恃を見せて欲しかったなあ

勿論、僕みたいな車ばかの戯言で生産中止になった訳ではないでしょうが
思ったよりずっと市場は本物 アイデンティティを重視しているのではないか。
そんな気がします。

そういえば先日テレビで貴乃花親方が沈黙を破りましたね。
(相撲道は血筋を超えた血統を大切にしなければならない)
う〜ん!良いこと言った!
                   (祢津)