住宅探訪その一
DIARYT-PLAN Works 設計デザイン例2014.11.14
祢津です住宅探訪等と大それたお話しで恐縮ですが
前回お話ししたように今から7年ほど前に建築した
立科町M邸の御紹介です
このお宅は現在発売されている住まいネット信州に掲載されているので
詳しくは雑誌をご覧いただきたいのですが
久しぶりにM邸を訪問して当時を懐かしく 思い出した次第であります
7年前と言うと事務所を立ち上げて間もなくの頃で
TPLANテイストの住宅を必死で模索中の頃でもありました
そんなときに出会った施主のMさんですが
「いい家 自分たちの欲しい!と思うような家を作りたい!」
とても情熱的な施主さんでした
施工会社もデザイン担当の私も今より未熟で 工事中もミスがあったり
施主のMさんには大変ご心労をおかけした思いがあります
完成までこぎつけた時の喜びは一入でした
施工当時でもインターネットの検索性能は凄いものがあったので
施工面のテクニカルな情報を誰でも手に入れられる事になり
それがかえって混乱を引き起こすことにもなります。
施工に対して疑心暗鬼になったりもします。
しかし溢れ出る程の妖かしの情報より情熱をもって家づくりにあたる事
が如何に大切かと教えられた現場でした
M邸の住民でもあるにゃん子 彼らのおかげでクロスは引っかき傷だらけ
良い味わい とは言えませんが無機質では無いのは確かです
スキップダウンしたリビングからダイニングを望む
このころは敷地の段差を見つけてはスキップフロアを提案してました
キッチンにも面している中庭 植栽も落ち着いて良い感じです
完成時より雰囲気が出ているM邸を拝見して 嬉しい一日でした
(祢津)