完成!!長野市0邸其の二
DIARYT-PLAN Works 設計デザイン例2010.1. 5
新年最初の建物ブログは
完成!!長野市0邸其の二であります
昨年の神戸の木製ブラインドのお話もそうだが
0さんご夫婦には色々教えて頂く事も多かったし
プランナーとしても参考にさせて頂く事が多かったと思う
でも大爆笑打ち合わせはいつものTPLANスタイルだったけれど
前回書いたように当然「ご夫婦の終の住処」でありますから
落ち着いた 静かで 家事動線等に無駄の無い平屋建てを提案しよう
そう思っていたのですが
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最初の顔合わせ 打ち合わせのとき
「祢津さん わたくし思いますのにあの敷地の形状ですから
日当り等考慮すると二階にリビングダイニングを持って来たいのです」
とご主人が仰る
「そうね お風呂も二階が良いわねえ♪」と奥様
「は はい成る程〜〜そそうですね(汗)」
コストコントロールを考えると住宅は総二階のほうが有利です
当然一階二階とも同じ床面積になるので一階に広いリビングが必要な
場合等二階に風呂や洗面等の水場を持って行ってバランスを取ります
でもそんな提案をすると施主さんは高齢になって階段が大変じゃないの
と仰る でもそれは40年以上も先の話じゃないのかなあと思う訳ですが
実際にベテランご夫妻からそんなご希望を伺うとちょっと戸惑う
施主の希望を叶え生活美学を提案するのがプランナーだと思うが
施主の言いなりになって無様なものをつくる訳にもいかない
二階にキッチンだと毎日重い買い物袋を持って階段を使う事になる
よし!何とか一階で事足りる設計にしよう!0さんには内緒で
確かに敷地は細長いので一階の日当りは良好とは言えないが
吹き抜けや中庭を設ければ一階でも明るくする術はある。
道路や敷地をためつすがめつして日当りを探る
結果建物を三つにわけて夫々をお日様に向けて雁行させてみる
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一つ目のブロックはご主人のスペースだ 一階は木工室に
二階はご主人の寝室だ
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二つ目のブロックは一階が吹き抜けたリビングダイニングとお風呂
二階は吹き抜けに面して障子を設けた和室であります
つまりここがご夫婦の草狩り場となる。(笑)
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三つ目は奥様のスペース 裏庭に面して一階の床をフロアダウン
寝転がると目線がお庭の地盤に近くなるようにした
猫と戯れたり編み物が好きというチャーミングな奥様には
このひっそりとした空間が良いのではと思った訳であります
ここにも吹き抜けを設けて日だまりの場所としました
実はこの3っめのブロックは高さを押さえてありまして
1,5階とでも言いましょうか
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二階リビングお風呂計画は何とか回避出来たが一般的に言う
バリアフリーとはとても言えない
スキップフロアどころでは無く上がったり下がったり
隣のブロックと二階の床の高さが違う
ちょっと複雑で 作っている大工さんも
「俺今何処作ってるのか分かんなくなる時ある」とか
でも此のくらいの面白さが無いと0さんご夫妻は納得しない
ご様子 何しろ元気一杯でご主人は自転車でどこまでも出掛け
いまや長野の歴史はぼくより詳しくなかろうか
NPOにも顔を出し村興しにも積極的との事
僕も仕事をリタイアしたら0さんのように過ごせれば良いな
と思う。ただ元気一杯ではあるが0さんご夫妻も一般の方なのだ
生活に対しても住まい方に関しても概念が変わって来ている様だ
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完成して現場を見ると奥様スペースの吹き抜けのホールに
モノ入れの建具が付いている
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開けてみると
何ととなりの押し入れの中につながっている!
『おほほ忍者屋敷みたいでたのしいわ〜♪♪』
と奥様
ちょっとやり過ぎですよ!Oさん♪
O邸とお隣のH邸はH邸の奥様がO邸のお嬢さんということで
言うなれば二世帯が隣同士という関係です
その辺りのレポートを兼ねて今月発売の「住まいネット信州」
に掲載予定です 乞うご期待!! (祢津)




