カロッツェリア(伊: carrozzeria)1
CAR 自動車の事諸々DIARY2008.6.11
カロッツェリア(伊: carrozzeria)とは自動車のボディーの製造や
そのデザインをする業種になります。
コーチビルダーとも言いますよね。
昔の自動車の設計はシャーシにエンジンやミッション、タイヤ等を架装
した上に独立したボディをのっけて完成でした。
つまりシャシーだけで車は動いた訳ですね。
(トラックが荷台をつけないで走っているのを見た事無いですか)
でもかっこいいボディが無いと雨風を防げないしそもそも自動車に
見えません。というわけで以前は自動車メーカーが基本的なシャシー
エンジン等機実際に走行するために必要な部分を作り、
その上に乗っかる流麗なボディーはコーチビルダーが委託して
作っていたという経緯があったようです。
しかし時代が変わりモノコックで車を設計するようになると
(建築で言うと軸組工法が壁式工法になったというような意味です)
車はシャシーとボディーを一体で設計しないと動かないようになります
この辺は説明が長くなりむつかしいのですっとばします。
この頃からコーチビルダーは自動車メーカーと一体になったり吸収され
消滅していきますが
ボディの製造というよりデザインを施すという意味で
今日まで残っています。それが皆さん良く聞くカロッツェリアです。
何故イタリア語かって?
それは活躍しているカロッツェリアが殆どイタリアの企業だからです。
建築で言うと自動車メーカーが工務店 カロッツェリアがデザイナーと
いう事になるのでしょうか。
またまた前置きが長くなったので実際のカロッツェリアのお話は
また次回のこころなのだあ〜
(祢津)